2008年3月29日土曜日

会津娘 芳醇純米 原酒

今日は、会津娘 芳醇純米原酒です。





















dancyuの小さな蔵の特集で知りました。小さな蔵で若い蔵元が頑張っている‥‥‥‥それだけで何故か美味しそう‥‥‥‥
会津娘さんの石数は、200~300石です。ってことは、一升瓶換算で年間生産量20000~30000本って事。小さな蔵です。地酒の蔵元は、小さいところでも1000石前後はあるかと‥‥‥ちなみに日本で一番大きな蔵は、白鶴です。で、白鶴の石数はといえば、35万石弱とか‥‥‥‥つまり、年間生産量は、一升瓶35,000,000本前後って事!!(最近とっても人気な十四代の高木酒造は、1800石)
会津娘さんの凄さは、小ささだけでなく、純米酒が100%自家栽培米って事です。米造りのプロと酒造りのプロは違うかもしれないけれども、米造りの大変さを知る酒造りのプロは、米を大切にしたお酒を造るだろうし、酒造りの大変さを知る米作りのプロは、酒を造りやすい米を作るだろうし‥‥‥‥こういう蔵元のお酒は、どんどん美味しくなっていくんだろうなー。(お米を大切にしている蔵のお酒って美味しい!!秋鹿、義侠、いづみ橋、王禄‥‥‥‥)

さあー飲みます。
色は、原酒なのに薄いです。ほんのりとみどりがかったた淡黄色です。
香りは、ふわっと甘酸っぱい香りがしますが、わずかです。
味は、‥‥‥‥‥あれっと思うほどアッサリしています。香りも味も思ったほど感じません。おい、純米原酒だろ、かかってこい!!といってもおとなしいもんです。うーん購入、失敗かも‥‥‥先日、開けた秋鹿特別純米酒の方がガツンガツンきます。今日は、そうそうに開封済の秋鹿特別純米酒&飛露喜特別純米酒へとはしご酒です。期待大だっただけに残念。

開封日から数日おいて‥‥‥飲みました。もったいなから、飲みましょうという感じで正直、全く期待していませんでした。

エッ‥‥エッ?‥‥

ウッウマーイ‥‥‥でも、Why?


先日とは、味が変わっています。これが味がのってくると言うことですか‥‥‥ビックリです。いやー本当に違う、甘み、酸み、コク、香り、うまみ、ドーンと来ます。純米原酒‥‥‥こうでなくっちゃ!!

いままで旨い旨いといいながら、ガブガブと量を飲んでしまっていましたが‥‥‥開封後のこれだけの味の変化を見てしまうと‥‥‥いままで、お酒の持つ真価の一部分しか見ていなかったんですねー‥‥‥‥もう20年近くお酒飲んでますが‥‥‥‥反省です。

この味なら、好きです。★★★





















お酒データ
名     前:会津娘 芳醇純米原酒
醸 造 年 度:18BY
原  料  米:麹米 
会津産五百万石60%
        掛米 会津産五百万石60%
使 用 酵 母:?
ア ル コール:
17~17.9%
日 本 酒 度:+2~+3 
酸     度:?
アミノ 酸 度:?
酒 造 会 社:高橋庄作酒造店
購  入  先:山中酒の店
価     格:\2,625-(1,800ml)