今日は、中井窯の「盃」です。
久々に訪問した柳ショプにて購入しました。
そうです。
探し求めていた商品です。
幻の逸品とはこの盃のことです。
柳宗理を特集した雑誌で見つけてからは、機会があるごとに探していました。柳宗理好きで日本酒好きで器好きだったら‥‥物欲が刺激されないわけがないでしょう。
ただ
・ネットでもほとんど情報がない。
・新宿OZONEのNIPPON FORMでも見かけない。
・4年前の柳ショップでは「中井窯は粘土が少なくなってきており、商品を絞っています。盃は絞られた商品には含まれておりません」
という状況でした。そのような状況下、金沢旅行時に中井窯の「徳利(中)」を見つけ、狂喜乱舞(←大袈裟)。徳利には同シリーズの盃をあわせなければ‥‥でも本当に見つからなかったんです。
で
先日の柳ショップ訪問時に窓口で問い合わせると‥‥
「ない」といわれ‥‥
「ちょっと待ってください」といわれ‥‥
スタッフの1人が奥に入って数分‥‥
もう1人のスタッフが奧に呼ばれて数分‥‥
「1つだけでもいいですか?」
「いいです!!!」
どうやら1点だけ半端な形で余っていたとのこと。 中井窯は、制作点数が少ないことから補充の目処が立たず、数量がまとまらないため、納品できず在庫として残っていたようです。スタッフの方が棚に残っていたことに気づいてくれたようです。
ちょっとした出会いを感じました。
初めて出会う中井窯の「盃」は想像していたよりも大振りでした。
清酒グラス(柳宗理デザイン)に似た形は馬上杯のようでもあります。
白釉は日本酒の色が映えそうです。
いい買い物が出来ました。
満足です。
大切に使っていきたいと思います。
2013年6月15日土曜日
中井窯「盃」
登録:
投稿 (Atom)