2008年11月1日土曜日

亀末廣「竹裡(ちくり)」

今日は、京都の亀末廣「竹裡(ちくり)」です。

10月中旬に購入しました。ということで食べたのも10月中旬です。栗入蒸羊羹です。
使われている栗は、丹波栗とのこと。

包みをほどくと注意書きが‥‥‥
「包んである竹皮の上から直接切り分けてください」
「竹皮を外す感触もお楽しみ下さい」
とのこと‥‥‥‥‥おおせのままに(笑)

竹皮ごと、切り分けます。
栗がドッサリと入っています。
で、感触を味わいながら竹皮を外します(笑)
羊羹の表面は、シットリというより、シッカリといった感じでモッチリとした弾力があります。

口に入れると‥‥‥
思った以上にモッチリしています。
で、栗と餡の味が広がり、
キレイな甘みが広がり、
スーッと切れます。

羊羹の部分は、歯ごたえのモッチリ感とは裏腹にサラッとした口溶けです。

「京のよすが」でも感じたことですが、とてもキレイな甘みです。とてもキレイな後味です。Kinboooの舌では、全くという程くどさを感じません。では、甘さが足りないかといえば、そんなことは全くなく、十分な甘さがあります。Kinboooには、ほとんど縁がありませんが、本当に上品な味です。京都にひっかければ、雅な味といったらいいのか‥‥‥‥
お値段は、かなり高めでしたが、食べてみてよかったと思います。(次回、購入できるかは定かではありませんが‥‥‥)

確かな情報では、ありませんが、竹裡」は、新栗が使える10月中旬~11月上旬までの商品だそうです。(ということは、1ヶ月しかつくっていないって事。老舗らしい)