2011年3月10日木曜日

旅行(上海→紹興 vol.4)

今日は、紹興小旅行vol.4です。

待ちに待った
咸亨酒店
です!!!

ここが紹興に来た一番の目的地です。
咸亨酒店とは、中国を代表する文豪である魯迅(紹興出身)の叔父が1894年に開業した造り酒屋とのこと。魯迅の名作「孔乙己」(←Kinboo読んだことなし)の舞台。お店の前には、主人公の銅像あり。現在は、紹興酒と紹興料理を楽しめる居酒屋(レストラン?)になっています。


明るいうちからのちょっと寂しい一人酒のスタートです。
見た目は歴史を感じる造りですが、 料理のオーダーシステムは現代的でした。また、想像以上に店内は広いです。
お店の中に入り左側にあるカウンターで前金を払い専用カードに入金してもらいます。Kinboooは100元(日本円で約1500円)いれてみました。(カードは、帰る際に精算でき、残金は返ってきます。日本のICカードに似ています。)
そのまま料理コーナーで料理を頼みます。支払いは先程のICカードを使います。
小皿にのったおつまみがたくさん並んでいます。
とりあえず干し筍の煮物を入手。

目の前の人だかりが気になります。
近付いてみると‥‥
臭豆腐の専用コーナーでした。
臭豆腐‥‥なので回避しようと思いました。が、そのあまりの人だかりと紹興名物であることふまえ、意を決し食べてみることにしました。長蛇の列に並び、香り高い(笑)揚げた臭豆腐を入手しました。
お酒は、入り口にある手前にあるカウンターで注文。飯茶碗になみなみと黒いの紹興酒が注がれています。1杯10元。紹興名物である茴香豆もあわせて注文。

1人飲み会のスタート!!!

お茶碗になみなみと注がれた紹興酒は、普段の見慣れた黄酒とは異なり、照りのある深い焦げ茶色‥‥ほぼ真っ黒。口に含むと濃厚な風味なのに思った以上に切れる。

旨い!!!たまらん!!!

素揚げされた臭豆腐に甜麺醤のような甘味噌を絡めて食べると

熱っ!!臭っ!! 旨っ!!紹興酒追加っ!!

といった感じで箸も杯も止まらない。
茴香豆(茴香の香りがついた塩味の空豆)は鄙びた旨さで杯がすすみます。タケノコの煮物はちょっと筋張っていて堅かったのですが、味わいはなかなか‥‥。ただ、組み合わせとしては、紹興酒&揚げたて臭豆腐が一番でした。Kinboooは、一般的な臭豆腐+豆板醤よりも臭豆腐+甜麺醤のほうが好きです。寂しい1人飲みなのに紹興酒3杯飲んでしまいました。それも1人静かに本を読みながら‥‥(信じられない人もいるかもしれませんが本当です)

軽く酔っぱらいながら、町の中を散歩します(つづく)


咸亨酒店

Kinboooの至福のひととき
手前右から計回りに臭豆腐、茴香豆、太彫酒、干し筍の煮物