2011年12月12日月曜日

秋鹿「木桶仕込生もと純米生原酒(2004)木桶常温熟成」

今日は、秋鹿の「木桶仕込生もと純米生原酒(2004)木桶常温熟成」です。

大阪府能勢郡能勢町のお酒です。
大阪の山中酒の店さんで購入しました。
山中酒の店さんのPBです。

秋鹿‥‥好きなお酒です。近くで購入できないこともあり最近は飲む機会が少ないですが、ここの山廃純米原酒(山田も雄町も)は秋鹿でも特に好きな1本です。そんな秋鹿の木桶仕込みの生もとです。

使用している木桶は山中酒の店さんからの提供。
「秋鹿の木桶仕込みの生もとが飲みたい!!」
という山中酒の店のお客さんたちが資金を出しあってつくったとのこと。
その作り方が洒落ていて‥‥
木桶に使用する板の枚数分の人数で出資して‥‥
板の側面には出資者の名前を入れて‥‥
木桶をつくったとのこと。板の側面だから、無論、桶になってしまったら、出資者の名前は見ることは出来ない。
ちょっと洒落てる。
2003年から仕込みを始めたということなので‥‥もう10年近く前のこと。2003年のものは、出資者に頒布して完売したらしい。ただ‥‥年を経る毎に出資したことを忘れる方もいて‥‥在庫を店頭で販売するようになったらしい(ただ、そんなこんなでネット販売は控えているとのこと)

今回購入したお酒は、木桶仕込み生もとの2回目の造り。2回目の造りでは「ちょっと変わったことをやろう!!」ということになり、木桶で開放常温放置(熟成?)‥‥‥‥
ところが‥‥
気が付いたときには、桶からお酒が染み出してきて‥‥
あわてて瓶詰め!!という素敵な誕生秘話のあるお酒!!

開封です。
真っ黄色!!夜のオロナミンCです。
嫁が夜勤のため、週末一人酒です。
特にすることもないので録画したままになっていた「JIN-仁」第2期をみながらの一人燗酒。


またもお酒を飲みながら泣いてしまいました。 板東吉十郎(吹越満)のシーンです。涙腺にガツンときました。
振り返ってみると‥‥
以前も同じお酒を飲んで同じドラマを見て‥‥泣いていました。前回は緒方洪庵(武田鉄矢)のシーンでした。面白いものですが、お恥ずかしい限りです(笑)
それにしても「JIN-仁」の橘咲(綾瀬はるか)‥‥‥‥最高です。なんか泣きそうでした。せつなくて(笑)

泣いた夜(笑)の次の週末も燗をつけて飲んでいました。お燗が美味しい季節です。ぐうたらKinbooooはお手軽電子レンジ燗です。このお酒、ちょっと老ねているのかもしれませんが、独特の香味に結構はまります。嫁は「すごい香り!!」「うわっ!!」「奈良漬けみたいなニオイ(←失礼)」「うわっ!!」と騒いでおります。熟成による香味と十分に馴染んだ酸味で杯がすすみます。結構飲んでしまいました。残り少なくなってしまいましたが、常温放置で味の変化を見てみます。
こういうお酒を口にすると‥‥お酒って面白いなーってシミジミ思います。

長文酒飲み日記なのに味に対するコメントが希薄で申し訳ありません。