2008年7月31日木曜日

亀末廣「京のよすが」

今日は、京都の亀末廣「京のよすが」です。

先日の京都出張の際に購入してきました。(情報の入手先はコチラ
初めてお邪魔するお店です。
場所は、京都市営地下鉄烏丸線烏丸御池駅を降りてスグでした。想像していたとおりのなかなかに渋いお店です。風格があります。





















かなりドキドキしながら、暖簾をくぐり、引き戸をあけて、入ると‥‥‥‥

いい‥‥‥‥

少し薄暗い店内、色付いた柱、室内の大きな暖簾(向こうでお菓子を作っていそう‥‥‥見えそうで見えない)‥‥‥‥‥‥‥老舗の醸し出す空気が堪りません。

で、商品を選ぶのですが、「京のよすが」以外の情報の脳内入力をすっかり忘れていました(←馬鹿)ということで「京のよすが(大)」&「京のよすが(小)」を自家用&お土産用に購入しました。何の印刷もない真っ白な紙袋に入れてくれました。あまりにも普通な白い紙袋(お店の情報等の印刷も無し)が逆に京都の老舗の風格を醸し出していました。

帰宅後、開封してみます。入れ物に使われている杉材の良い香りがします。












色とりどりのかわいらしい干菓子が入っており、これは、きれいです。自分のようなおっさんでも、ちょっと感動します。
といいながら、やっぱり、お菓子ですから食べてみないことには‥‥‥‥‥‥‥
で、食べてみます。
写真右上の花びらのような干菓子をつまんでみます。口に入れるとホロッと崩れ、スーッと溶けます。サラッとした甘さです。うまく言い表せないのが非常にもどかしいですが‥‥‥‥‥‥ 簡単に言ってしまえば、上品と言うことなんでしょうが、そんな簡単に片付けるのが申し訳ないほど、絶妙な甘さです。十分に甘いんだけれども引き際の綺麗な甘さというのか、冷たさすら感じられるようなサラッとした甘さというのか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
文章力のなさにあきれますが、初めて味わう甘さです。京都の歴史の凄さを感じてしまいました。他のお菓子も食べてみます。写真左下の白く丸く見えるお菓子(実際には、空豆のよう)‥‥‥‥同様にきれいな甘さです。サラッとしていて、これは感動しますね!!!(といいながら、他のお菓子もつまみましたが、どれも上品で、甘くて、美味しくて‥‥‥‥これは、訪問して、購入して大正解でした)

「京のよすが」‥‥‥‥美味しいです。

他のお菓子も試してみたくなりました。いや、他の季節の「京のよすが」も試してみたい‥‥‥‥‥京都の楽しみがまた一つ増えました。

亀末廣
文化元年(1804)創業。初代・亀屋源助は、伏見醍醐の釜師であった。そして、江戸時代は徳川家が宿館とした二条城に、また、 都が東京に遷るまでは、御所にも菓子を納める老舗となった。
亀末廣を代表する商品として知られる「京のよすが」は、四畳半に区切った秋田杉の箱に、季節感あふれる干菓子や有平糖、半生菓子などが彩り良く詰め合わさ れたもの。季節に応じて内容が変るため、常連客は心をときめかせながら店を訪れるという