2008年3月30日日曜日

ritterのピーラー

今日は、ritterのピーラー(皮むき)です。
















昔から、実家で使っていました。現在は、我が家でも使っています。かなり昔からあるものだと思います。(詳細は、全く不明)
見た目通りです。本当になんてことのない皮むき器です。値段は、\525-(税込)でした。しかし、自分にとってこれほど使いやすい皮むき器は、ありません。(色々、試してみましたセラミックやステンレスやら‥‥‥‥‥安いものから高いものまで‥‥‥‥)

もう、ぶっちぎりです!!
この使いやすさ!!


の切れ味といい、半回転する刃といい、握りやすさといい、値段といい、丈夫さといい、よく考えられています。また、控えめについている、ジャガイモの芽取りも想像以上に使いやすい!!(この芽取り、たぶんフックも兼ねてます。Good Design!!)非常にシンプルですが、完成された優れたデザインです。
ただし、弱点もあります。その切れ味の良い
鋼製の刃は、濡れたままにしておけば、確実に錆びます。我が家のピーラーも少し錆びていますが‥‥‥‥いまだ、切れ味は抜群です。(現在は、錆びにくいステンレス刃のものもでています。使ったことがないのでわかりませんが、切れ味では鋼製でしょう)

自分にとって、外すことのできないキッチンツールの定番です。壊れたら、また、買います。(丈夫ですから、当分、大丈夫でしょう)

ritter社についてですが、なにぶん情報が少なく‥‥‥わかったことは、100年以上の歴史を誇るスライサーの会社で‥‥‥今回のピーラー(正式名は、Potato Peeler:ジャガイモ用皮むき器)は、世界中で愛用されてるらしいということぐらいです‥‥‥






















ものデータ
名   前:ピーラー(皮むき器)
デザイナー:-

製 造 会 社:ritter (GERMANY)
製 造 年:不明 
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:\525-(税込)

2008年3月29日土曜日

会津娘 芳醇純米 原酒

今日は、会津娘 芳醇純米原酒です。





















dancyuの小さな蔵の特集で知りました。小さな蔵で若い蔵元が頑張っている‥‥‥‥それだけで何故か美味しそう‥‥‥‥
会津娘さんの石数は、200~300石です。ってことは、一升瓶換算で年間生産量20000~30000本って事。小さな蔵です。地酒の蔵元は、小さいところでも1000石前後はあるかと‥‥‥ちなみに日本で一番大きな蔵は、白鶴です。で、白鶴の石数はといえば、35万石弱とか‥‥‥‥つまり、年間生産量は、一升瓶35,000,000本前後って事!!(最近とっても人気な十四代の高木酒造は、1800石)
会津娘さんの凄さは、小ささだけでなく、純米酒が100%自家栽培米って事です。米造りのプロと酒造りのプロは違うかもしれないけれども、米造りの大変さを知る酒造りのプロは、米を大切にしたお酒を造るだろうし、酒造りの大変さを知る米作りのプロは、酒を造りやすい米を作るだろうし‥‥‥‥こういう蔵元のお酒は、どんどん美味しくなっていくんだろうなー。(お米を大切にしている蔵のお酒って美味しい!!秋鹿、義侠、いづみ橋、王禄‥‥‥‥)

さあー飲みます。
色は、原酒なのに薄いです。ほんのりとみどりがかったた淡黄色です。
香りは、ふわっと甘酸っぱい香りがしますが、わずかです。
味は、‥‥‥‥‥あれっと思うほどアッサリしています。香りも味も思ったほど感じません。おい、純米原酒だろ、かかってこい!!といってもおとなしいもんです。うーん購入、失敗かも‥‥‥先日、開けた秋鹿特別純米酒の方がガツンガツンきます。今日は、そうそうに開封済の秋鹿特別純米酒&飛露喜特別純米酒へとはしご酒です。期待大だっただけに残念。

開封日から数日おいて‥‥‥飲みました。もったいなから、飲みましょうという感じで正直、全く期待していませんでした。

エッ‥‥エッ?‥‥

ウッウマーイ‥‥‥でも、Why?


先日とは、味が変わっています。これが味がのってくると言うことですか‥‥‥ビックリです。いやー本当に違う、甘み、酸み、コク、香り、うまみ、ドーンと来ます。純米原酒‥‥‥こうでなくっちゃ!!

いままで旨い旨いといいながら、ガブガブと量を飲んでしまっていましたが‥‥‥開封後のこれだけの味の変化を見てしまうと‥‥‥いままで、お酒の持つ真価の一部分しか見ていなかったんですねー‥‥‥‥もう20年近くお酒飲んでますが‥‥‥‥反省です。

この味なら、好きです。★★★





















お酒データ
名     前:会津娘 芳醇純米原酒
醸 造 年 度:18BY
原  料  米:麹米 
会津産五百万石60%
        掛米 会津産五百万石60%
使 用 酵 母:?
ア ル コール:
17~17.9%
日 本 酒 度:+2~+3 
酸     度:?
アミノ 酸 度:?
酒 造 会 社:高橋庄作酒造店
購  入  先:山中酒の店
価     格:\2,625-(1,800ml)

2008年3月27日木曜日

紫砂の茶壺(チャフー)

今日は、中国宜興の紫砂の茶壺(チャフー)です。
奥さんへの上海土産での購入したものです。実際には、家族で使っています。
















「茶壺(チャフー)」というものは、日本でいう急須のことですが、烏龍茶(青茶)を功夫茶
(クンフーチャ)の作法で飲む際に使うもののようです。その茶壺の中でも特に有名なものが中国江蘇省宜興産の紫砂の茶壺です。
「紫砂」とは、茶壺を造るために使用される粘土のことで、宜興産のものが非常に有名です‥‥‥‥そのため、宜興産の茶壺が有名なのです。ただ、宜興産「紫砂」の産出量は年々減少しており、希少価値が上がってきているそうです。また、旧来より偽物も多く出回っているそうです。
で‥‥‥‥我が家の茶壺ですが、調べに調べて購入したつもりなので、宜興産の紫砂茶壺に違いないと思っています。(ただ、いかんせん中国なので‥‥‥笑)
大きさは、片手に乗るほどの大きさです。形は、シンプルなものを選びました。(紫砂茶壺は、丸、四角、細い、彫刻がしてある等等‥‥‥様々なデザインがあります)肌は、常滑の朱泥の急須に似ています。使用感は‥‥‥‥他のものと比較したことがないので‥‥‥わかりません。しかし、中国土産で買ってきた鉄観音をこれを使って飲むと‥‥‥‥美味しいような気がします(笑)‥‥‥‥あくまで雰囲気です。
焼き締められており、非常に丈夫そうです。大切に使っていきたいと思っています。

ものデータ
名   前:紫砂の茶壺
デザイナー:忘れました

製 造 会 社:不明
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:忘れました。
      500元以上はしたような‥‥しないような‥‥‥

2008年3月24日月曜日

秋鹿 特別純米酒

今日は、秋鹿 特別純米酒 です。

秋鹿酒造は、
上原浩さんの著書、古川修さんの著書、dancyuの特集、山同敦子さんの著書‥‥‥‥ で知った大阪の能勢にある蔵元です。(とても有名な蔵元なんです。自分が知ったのが遅かっただけで‥‥)純米酒比率100%です。おまけに蔵元自身が酒米まで作っています。単純にすごいです。
秋鹿のお酒は、最近‥‥‥‥山廃純米原酒山田錦火入、
山廃純米原酒雄町火入、山廃純米原酒「山」、超辛口純米吟醸、バンビカップと飲んでいます。どれも飲み応えがありながら、キレがあり、うまかったです‥‥‥全部が旨かった(自分好み)のですが、予想以上に「あっ、ウメーッ!!」とちょっとビックリしたのは、超辛口純米吟醸でした。(今、興味があるのは「もへじ」です)





















でも、今日は特別純米酒です。常温でいってみます。
色は、淡黄色です。
香りは、わずかです。
味は、口に含むとほのかな甘みと香りが広がります。スルスルと入ってきます。加水されているからでしょうか、
無濾過生原酒や生酛系のような強いインパクトはないのですが、スルスル‥‥‥スルスル‥‥‥入ってきます。

好きな味です。旨いです。

飛露喜 特別純米酒と一緒に飲んでいますが‥‥秋鹿 特別純米酒の方が自分好みです。なぜでしょう‥‥‥自分の考える日本酒らしい味がするからでしょうか‥‥‥‥うーん、旨い
これで、お値段‥‥‥‥¥2,039!! ビックリです。色々な日本酒が飲みたい自分ですが、普段飲むなら、こんなお酒がいいのかもしれません。‥‥‥‥うーん、旨い!!★★★★






















お酒データ
名   前:秋鹿 特別純米酒
醸 造 年 度:?
原 料 米:麹米・山田錦70%
      掛米・?(たぶん山田錦)

使 用 酵 母:? 
アルコール:14~15%
日 本 酒 度:+4 
酸   度:1.6
アミノ酸度:-
酒 造 会 社:秋鹿酒造
購 入 先:
価   格:\2,039-(1,800ml)

2008年3月23日日曜日

iittala TEEMAのシリアルボール

今日は、iittala(イッタラ)のTEEMA(ティーマ)のシリアルボールです。(正しい名前は、不明です)以前購入したタンブラー(←これも名前不明)に続くTEEMA第2弾です
















この素っ気ないほどのシンプルさを気に入っています。これくらいのサイズの器って汁物を
取り分けるのにもサラダなんかを取り分けるのにも便利です…………って事でヘビーローテーションです。自分は、ヨーグルト(自家製?カスピ海ヨーグルト)を食べる際に使用しています。以前、購入したタンブラーもそうですが、しっかりとスタッキングできるので収納場所をとりません。



















先日、ビックリするほど、お得に購入することが出来ました。以前からの2点に4点が加わり、お客にも対応できる布陣となりました。

シンプルなデザインにみえて、よく考えられていて使いやすく、丈夫だから長期使用に耐えるる…………シンプルなデザインだからこそ、長いこと使っていても飽きない…………あと20年30年と大切に使っていきたい器です。そうすれば、高いと思っていた器でも一年の使用料は、安いものです。

気に入ったモノを大切に長く使うって…………自分は、好きです。


ものデータ
名   前:TEEMA シリアルボウル
デザイナー:カイ=フランク

製 造 会 社:iittala
製 造 年:1981年(昭和56年)
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:\1,800-

2008年3月21日金曜日

italoraのminitimer

今日は、italoraのminitimerです。
っていうよりもリチャード=サパーデザインのキッチンタイマーという方がわかりやすいかと……















このキッチンタイマーは、1971年にリチャードサパーが初めてデザインしたキッチンツールです。サパーは、た
くさんの作品をデザインしていますが、自分の中でサパーのデザインといえば‥‥‥IBMのthink pad(メインデザイナーでは、無かったはず……)ALESSIのエス
プレッソメーカー、アルテミデのランプ(TIZIO)‥‥‥‥そして、今回のタイマーっていう感じですか。それにしても、このキッチンタイマーがitaloraというメーカーのものとは、全く知りませんでした。(ネットにて、italoraを検索したところ、思ったよりもハイテクメーカーでビックリ‥‥‥そんなメーカーがこんなレトロなタイマーをつくっているところがイタリアらしいですが……)

使ってみた感じは‥‥‥‥‥‥タイマーの仕組みはゼンマイで、音はジリジリジリーッといった感じのリアルなベル音です。1971年のデザインだから、当然といえば当然ですが、
非常にレトロです。磁石もついていないので、冷蔵庫に付けることも出来ません‥‥‥裏に両面テープで磁石をつけることを考えています。ただ、シンプルなデザインは、一級品です。上からも横からも残り時間をストレートに認識できる使いやすさ‥‥とてもいいものだと思います。★★★















ものデータ
名   前:minitimer
デザイナー:Richard=Sapper (GERMANY)
      リチャード=サパー

製 造 会 社:italora
製 造 年:1971年(昭和46年)
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:\1,800-


2008年3月19日水曜日

LAMYのLAMY2000シャープペン

今日は、LAMY(独)のLAMY2000シャープペンです。
















購入したのは、もう10年以上前のことと思います。本で見て‥‥雑誌で見て……使ってみたくて、 使ってみたくて‥‥ただ、地元では、売っているわけもなく‥‥クリスマスと誕生日を足して‥‥文房具屋で発注して(覚えています、ぺんてるのカタログに出 ていました……)‥‥‥そして、買いました。¥8000-のシャープペンです。当時というだけでなく、今でも高い文房具ですが、気に入って、10年以上、ほぼ毎日使っていますから、十分に元は取れたと思っています。大好きな文房具です。

LAMY2000を初めて手にしたときの感動は、忘れられません。(100円、200円のシャープペンしか使ったことがないわけですから当たり前ですが……)持ったときの重さ、握ったときのバランス、ノックしたときのクリック感、ヘアライン仕上げの質感、シンプルでクールなデザイン‥‥‥買ってよかったと思いました。10年以上経った今でも、とても気に入っています。

そんなお気に入りのLAMY2000ですが、見た目だけではなく、中身も最高でした。(大切に使っていても、好奇心から分解したくなるんです)写真からでは、わかりにくいのですが、軸の真ん中あたりで2分割されます。接合部分は、非常に丁寧に処理されているので‥‥閉めてしまえば、わかりにくくなってしまいます。(通常なら、先端のシルバー部分と軸部分が分割されるように思ってしまうのですが‥‥‥そんなところもGOOD!!)中のシャープペンとしての機構部分も非常に凝った造りでダンパーとしてのゴムがついており、ノック時のクリック感を良くしています。(5年ほど前に購入したものでは、このゴム製ダンパーが無くなっていました。以前のクリック感が好きでした)また、ステンレスの無垢材で出来ているクリップは、裏にスプリングが内蔵され、使用感が向上しています。クリップには、側面にLAMYの刻印があります。分解してわかったのですが、クリップの裏には、生産国名が印刷されています。(10年以上購入したものは、W.Germany‥‥最近のものは、Germany‥‥‥時代を感じます)

LAMY2000は、1966年!!に発売されています。デザイナーは、バウハウス(←好きです)の影響を受けたゲルト・A・ミュラーです。2000年までモデルチェンジをしない最先端のデザインということでのLAMY2000という名前ですが、2000年を過ぎ、発売から40年以上経った今でも、そのデザインは全く色あせていません。

現在のLAMY2000のラインナップは、シャープペン、ボールペン、万年筆、4色ボールペンです。そのどれもが共通したデザインで‥‥‥最高です。
また、2000年記念、40周年などの限定版も発売されていまし、木製のLAMY2000もでています。(2000つながりということでの2000年には、オールステンレス製の限定版LAMY2000がでました。←奥さんに万年筆を買ってもらいました。オールステンレス製のものは、ヘアライン加工等が難しく、再発売はないそうです‥‥‥‥
宝物です。
















のデータ
名   前:LAMY2000 シャープペン
デザイナー:ゲルト・A・ミュラー
製 造 会 社:LAMY(GERMANY)
製 造 年:1966年(昭和41年)
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:\8,000-

2008年3月16日日曜日

飛露喜 特別純米酒 生詰 19BY

今日は、飛露喜特別純米酒19BYです。

先日飲んだ飛露喜純米無濾過生19BYに続く飛露喜です。執念というのか、偶然というのか、たまたま手に入りました。
(本当に人気があります。ネット上では、完売だらけです。そう意味では、純米無濾過生に続き、特別純米を入手できたのは、ラッキーかも…………ただ、嗜好品なんだから、いくら手に入りにくいといっても人が騒いでいようが口に合わなきゃそれまで……という話もありますが………)

ラベルは、黒色の純米無濾過生に対して特別純米酒は小豆色です。裏ラベル(←正しい名前は?)がないので情報は、ほぼ皆無です。手間やコスト、蔵元の考えもあるのでしょうが知識先行型の自分には、ちょっとした情報でもあった方がイイナーと思います。

まずは、常温です。これだけ寒いと室温でもかなり冷え冷えです。
色は、うっすらついている程度………。淡黄色といったところ。
香りは、ほんのりです。
味は、甘みが先行していきます。そして、香りが口の中に広がり、酸が切れ上がっていきます。無濾過生原酒と比べると全体的にまとまっています。これが1回火入れの効果なのかもしれません。インパクトは強くありませんが、シミジミと旨いです………日本酒らしい日本酒といえます。(かなり美味しいですが………)
お燗にしてみました。電子レンジで45℃設定(お酒に対して失礼な気がしますが……何せ早く飲みたいので……)常温に比べさらに味のまとまりが出てきます。★★★

お酒データ
名   前:飛露喜 特別純米酒 
醸 造 年 度:19BY
原 料 米:麹米・五百万石50%
      掛米・華吹雪55%
使 用 酵 母:? 
アルコール:16.8%
日 本 酒 度:+3 
酸   度:1.5
アミノ酸度:?
酒 造 会 社:合資会社廣木酒造本店
購 入 先:増田屋本店
価   格:\2,550-(1,800ml)

2008年3月11日火曜日

iittala KARTIO

日はiittala(イッタラ)のKARTIO(カルティオ)シリーズです。

KARTIOは、北欧デザインの良心ともいわれるカイ
=フランクのデザインです。いやーシンプルで好みのデザインです。写真で見た感じでは、繊細な器に見えますが、フチも薄くなく(思ったよりも厚いくらい)しっかりとした器です。

我が家には、ピッチャー(左)とタンブラー(中)とショットグラス(右)があります。
……… 気付いた方もいるかもしれませんが、このショットグラス ………… 何者なんでしょう?こんな小さなKARTIO見た事がありません。
ググっても、ヒットしません。
購入は、とあるアウトレットにある雑貨屋さんでした。(うーん、胡い……でも本当)棚の陰にひっそりといました。うちの奥さんが発見し、夫婦二人で飛びつきました。「こんなKARTIO見た事がない!!」裏には、IITTALA KAJ FRANCKとは書いてありますが…………正体は、いまだにわかりませんが、今では我が家の食器棚に並んでいます。

KARTIOは、環境への負荷を考えて、無鉛ガラスです。また、手造りのガラス製品のため、多少の気泡とゆがみがあります。そんなクラフト感がシンプルなデザインに暖かみを加えています。★★★★★

カイ=フランクのガラスデザインのスタートは、ヌータヤルビ社らしいです。なんと1950年!!!(←この時代のグラスは、アンティークとして売られています。手吹きで作られたものもあり、とてもいい感じです。いいのですが、安くはありません)そして、KARTIOがデザインされたのが、1958年!!!
50年も前の事です。信じられません………でも事実です。デザインのすごさを感じずには、いられません。

のデータ
名   前:iittala KARTIO
デザイナー:カイ=フランク

製 造 会 社:iittala
製 造 年:1958年(昭和33年)
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:-

2008年3月9日日曜日

るみ子の酒 純米酒 瓶火入

前から気になっていた、るみ子の酒です。
初めて知ったときには「夏子の酒」まんまやんっとツッコミをいれ………土産物にあるような怪しい酒ブランドものかと思っていました…………無知だったとはいえ、申し訳ありませんでした。るみ子の酒を造っている(合)森喜酒造場は、純米酒比率100%を実践されている真面目な蔵元です。蔵元夫婦(奥さんは、るみ子さん)が蔵を継いでから、現在に至るまでの話は、なかなか良い話でした(とても、ご苦労されたものと思います)

ところで純米酒比率100%の蔵元ってどれだけあるんだろう………
自分が知っているだけで………
神亀、
郷の誉、福光屋、秋鹿、富久錦…………
他にもあるだろうけど、少ないと思います。そして、純米酒比率100%の蔵元だから、良い蔵だの悪い蔵だのを語るのはナンセンスだと思いますし、自分にそんなことをいう資格があるとも思っていません。ただ、純米酒好きの自分は、純米酒比率100%蔵元を応援したいなーと思うだけです。(といいながら、他の蔵元のお酒も美味しい、美味しいと飲んでいる人間です。
恥知らずで申し訳ありません)

まずは、常温です。いつもの湯のみにたっぷり注ぎます。
色は、わずかなです。美味しそうな日本酒の色です。
香りは、わずかです。吟香なんてほとんどしません。
味は、……………おだやかです。甘みも酸もほどほどで、
鼻を抜けていく吟香も弱く、生原酒のような強烈なフレッシュ感もなく、おだやかでまろやかです。強烈なアピールはありませんが、ふつうに美味しい日本酒です。普段飲むには、こんな味のお酒がいいのかもしれません。

燗上がりするとの噂です。急いで適当燗です。45℃弱といった感じです。(本当に適当)
どうですかねー……………
いやーうまい。穏やかさに暖かみが加わり、なめらかでまろやかになりました。うまいっす!!常温と同様、派手さはありませんが………こういう日本酒もいいですねー!!シミジミとウマイってこんな感じかも………★★★









お酒データ

名   前:純米酒 るみ子の酒 6号酵母 瓶火入れ
醸 造 年 度:18BY
原 料 米:麹米・山田錦60%
      掛米・八反錦60%

使 用 酵 母:協会6号酵母 
アルコール:15.9%
日 本 酒 度:+6 
酸   度:1.8
アミノ酸度:1.4
酒 造 会 社:合名会社森喜酒造場
購 入 先:
価   格:\2,625-(1,800ml)

2008年3月8日土曜日

iittala TEEMAのタンブラー

今日は、iittala(イッタラ)のTEEMA(ティーマ)のタンブラーです。

すでに廃盤になってしまったモノです。TEEMAっていうと定番品という思いこみがあって、いつでも手に入れられるから、あわてて購入しなくても‥‥大丈夫って思っていたらの廃盤になるって聞いて……………あわてて、あわててネットで購入しました。そして、どうにかこうにか4個を入手する事が出来ました。(気づいたのが遅かったというのもありますが、瞬速で在庫が無くなっていきました)
それにしても購入できて良かったです。現在、我が家のヘビーローテーション食器です。日常的に愛用しています。
シミジミとTEEMAっていいですねー!!素っ気ないほど、シンプルなデザインなんですが、なぜか、あったかい。白のTEEMAしか持ってないんですが、TEEMAの白って、真っ白ではないんです。(白とアイボリーの間くらい……
)そして、何よりも使いやすい。(使ってみてわかったのは、思った以上に丈夫です)
いいです TEEMA。北欧デザインの良心、カイ=フランクの面目躍如といった感じです。★★★★★

でも、TEEMAってもともと、ARABIA(アラビア)の商品だったんですよね!!1981年に自身がデザインしたキルタ(TEEMAの前身、1952年発表!!!→50年以上前!!!!)を改良復刻したものです。自分としては、ARABIAのロゴが好きだっただけにARABIAロゴのTEEMA…………欲しかったですねー!!
無い物ねだりは、自分のの常ですから、ご容赦を………

ものデータ
名   前:TEEMA タンブラー?ビーカー?………不明
デザイナー:カイ=フランク

製 造 会 社:iittala
製 造 年:1981年(昭和56年)
サ イ ズ:-
購 入 先:-
価   格:-


2008年3月6日木曜日

のんちゃんⅡ

旧知の先輩のMさんがのんちゃんの告別式のために東京から来ました‥‥週末になると二人して、のんちゃんと飲み歩きました‥‥1999年のことなのでもう9年近く前のことになります‥‥2000年にはHくんも加わって‥‥色々なところで飲みました‥‥終電に乗れなかったことも何度もありました……先週も仕事で会っているのに……なんか、感慨深かったです‥‥二人とも、のんちゃんとの別れ際には、涙が止まりませんでした‥‥Mさんは、「当たり前」って言ってました‥‥本当にそうだと思います‥‥久し振りに泣きました。

告別式のあとは、のんちゃんも好きだった「はせべ」に行きました。
のんちゃん、「はせべ」は、やっぱり美味しいよ!!

その後、Mさんと少し話をしました。年に数回は会っているMさんですが、何か感慨深いものがありました。

のんちゃんとMさん、H君‥‥‥‥出会えたことが、何故かみょーにうれしくて‥‥今日は、しっかり飲んでしまいそうです。

2008年3月4日火曜日

のんちゃん

今日、のんちゃんが逝ってしまいました。70歳でした。

のんちゃんは、自分の上司だった人です。初めて、会社の人の家に泊まったのものんちゃんの家でした。あのときは、入社最初の飲み会で‥‥‥終電が無くなってしまい‥‥そのときには、のんちゃんの飼い犬のポポにおしっこをかけられて‥‥‥もう8年も前になります。色々なところに飲みに連れていってもらいました。
昭和12年生まれなのに180前後の身長‥‥がっしりした体格‥‥いつもダブルのスーツで‥‥髪はいつも黒髪‥‥
丹頂チックでオールバックに決めて‥‥とても素敵なおじさんでした。太めの女の子が好きで‥‥夜の街が好きで‥‥蒲郡の街が好きで‥‥脂身が好きで‥‥お酒が好きで‥‥たばこが好きで‥‥子供が好きで‥‥我慢強くて‥‥病院が嫌いで‥‥そして、何より、仕事が好きでした。
齢70前になっても仕事に出てきていたのんちゃんが「腰が痛い」「腰が痛い」というようになったのは、
2007年の春でした。病院での血液検査により、骨髄異形性症候群と診断されて入院したのは、GW前後のことだったと思います。のんちゃんは、入院する3日前も仕事をしていました。
5月の入院から10ヶ月‥‥‥想像を絶する痛みだったろうに、お見舞いに行くといつも笑っていました。亡くなる2日前の3月2日にお見舞いに行った際には、酸素吸入をしていました。それでも、意識は、はっきりしており、話をすることもできました。いつも、おいとまするときには握手をしていたのですが‥‥3月2日の握手も力強かったのに‥‥‥‥‥ご冥福をお祈りします‥‥‥‥‥でも、天国でも仕事に明け暮れてんだろうなーゆっくりしてくださいよ!!のんちゃん!!

今日は、のんちゃんとのお別れ酒を1人呑みです。旭若松 純米無濾過生 雄町-日本晴17BYをあけました。悲しくて、寂しくて、お酒がしみてきます。

のんちゃん、お疲れ様でした。

2008年3月3日月曜日

奥播磨 山廃純米 18BY

雛祭りの今日は、雛祭りとは全く関係ない2007年末に購入して、2007年中にすでに飲み終わっている奥播磨 山廃純米 18BYです。自分の備忘録です。(本当に雛祭りとは関係ありません、申し訳ありません)

dancyuで見てから、気になっていたのですがなかなか購入に至らなかった銘柄です。(他にも飲みたいのがたくさんあったので…………奥播磨さん、申し訳ありませんでした)以前から、「お酒で一番好きなのは、日本酒!!!」っていう自分ですが、2007年秋から、第3次日本酒ブームです。(1次は大学入学時……………2次は学生寮にて………)今回は、お燗にはまってます。影響されたモノは、数知れずありますが…………
お燗に関して…………もっとも影響力があったのは、上原浩さん、古川修さんの著書に間違いありません。読後にお燗を試してみたくて、試してみたくて…………色々なお酒をお燗してみました……………遅ればせながら、日本酒の新たなる楽しみを知りました。といったところ出てくる奥播磨!!dancyuにてお燗部門No.1受賞!!(受賞?)ということで購入しました。色々な銘柄がありましたが、純米酒でお燗といえば、生もと系です。ためらわずに山廃純米をチョイス!!

まずは、常温です。
色は、きれいな山吹色!!原酒でも古酒でもないことを考えると、トロリと濃い色合いです。
香りは、穏やかで甘い香りがします。

味は、甘み、酸味ともに強く……………腰があります。ただ、甘みがやや強いように思います。
お燗です。いつもながらの適当燗です。ただ、今回は、少し高めの45℃強です。香りもフワーッとたってます。味は、ウッウマーイッ!!常温でもうまかったのですが、燗により、丸くなって、うまみが倍増です。まさに旨味が増えています。うん、うまい!!今日もクイックイッと行ってしまいます。★★★

甘みや酸味など、常温では、それぞれが主張し合い、時にとんがった感さえする味の要素が、お燗をするとなじみますねー!!特に甘みは、お燗により全体に行き渡った感じになり、全体をトロリと暖かくしているような気がします。そして、豊富な酸が味に厚みをつけながら、あとくちをバッサリと洗いきるって感じですか……………。お燗最高です。

お酒データ
名   前:奥播磨 山廃純米酒
醸 造 年 度:18BY
原 料 米:夢錦55%
使 用 酵 母:7号酵母 
アルコール:16.5%
日 本 酒 度:+5 
酸   度:1.7
アミノ酸度:-
酒 造 会 社:下村酒造店
購 入 先:おおさかや
価   格:\2,625-(1,800ml)

2008年3月1日土曜日

王禄 超辛純米 無濾過生詰 17BY

今日は、王禄 超辛純米 生詰です。

2007年まで知らなかった蔵です。
山中酒の店さんで大きく取り上げられていることで興味を引き、山同敦子さんの著書「愛と情熱の日本酒」で興味が倍増されました。で、購入。

王禄の蔵元である石原丈径さんの酒造りに対する想い…姿勢にあてられて………たいした味覚も嗅覚もないのに飲むのに気合い
が入ります。

まずは、常温です。
色は、ごくごく普通です。
香りは、フレッシュ感のあるいい香りがします。
味は、

旨い!!
ズバッと旨い!!


自分には、繊細な表現は出来ませんが、ストレートで骨太で旨いです。辛口だからなのか、酸が多いからなのか、骨太なのに心地よく切れていきます。いやー旨い。繊細な大吟醸より、こういうお酒が好きです。おつまみのトンテキ(厚めに切った豚ロースを塩胡椒して焼いただけ 火を入れすぎないのが重要 → ストレートな肉の旨さが………タマラン………ビステッカ アラ フィオレンティーナ〈フィレンツ風ステーキ〉が久し振りに喰いてー)にも負けてません。旨みも油も飲み込んで………広がって………ウメーッ!!ということで★★★★★

こっそり買ってある王禄「丈径」が楽しみです。(美味しいものは、最初に一口食べて、残りは最後っていうタイプなんで…………味に興味じゃあるけど、大切に取っておきたい…………うーん、いつ開けよう………4合瓶2本にすればいいんですけど………)


お酒データ

名   前:王禄 超辛純米 生詰 仕込み7号
醸 造 年 度:17BY
原 料 米:山田錦60%
使 用 酵 母:- 
アルコール:15.2%
日 本 酒 度:+8.4 
酸   度:-

アミノ酸度:-
酒 造 会 社:王禄酒造有限会社
購 入 先:山中酒の店
価   格:\2,960-(1,800ml)